勝ちやすいスロットを探している時点でスロットで勝つことはできなのかもしれない

オンラインカジノのスロットで遊んでみたいんだが、スロットの数が多すぎて正直どこから手をつけたらいいのかわからん。

カジノといえばスロットだし、ラスベガスのスロットのジャックポットで一攫千金をゲットした日本人の話とか聞いてるから、オンラインカジノでもそういうことあるんかな?と軽い気持ちで見てみたら、ちょっと難攻不落すぎた。

オンラインカジノごとにスロットの当たりの確率が違うのか?なんてこともぜんぜんわからんし、スロット選びの段階からもう勝負決まってるのかな?って疑心暗鬼になったりして、いまのところ、一攫千金のふもとにすら立ててない感じだ。

だけど、いつまでもこんなんじゃアカンよなということで、ちょっと本腰入れてオンカジのスロットのことを調べてみようと思い立って、本気出して調べてみた。

大仰だが、テーマは「ぶっちゃけ勝ちやすいスロットとかあるの?」だ。

このテーマでスロットを研究した結果、俺なりの結論じみたものが見えてきたから、今日はそれを書いていくことにするよ。

スロットはオンラインカジノ側ではなくゲームプロバイダ側に違いがある

オンラインカジノのスロットについて調べていて、最初に蒙を拓かれたのは、オンラインカジノのスロットの違いは遊ぶオンラインカジノで違うんじゃなくて、オンラインカジノが契約しているゲームプロバイダーの会社の違いでしかないってことだった。

でも、これは考えてみるまでもなく明らかなことで、日本のパチンコなんかでも「ホールは違うけど同じ機種が打てる」っていうのと、構造的にはおんなじだったんだな。

それを知らずに「勝ちやすいオンラインカジノと勝ちにくいオンラインカジノがあるのかな?」なんて考えてた俺は、たぶん、完全にオンラインカジノのスロットっていう日本人にはなじみのない「舶来品」に萎縮して、冷静さを失っていたにすぎなかった。

この基本的な構造を理解してからは「オンラインカジノと契約している主要なゲームプロバイダー会社」から調べて、その会社にどういうスロットがあるかっていう調べ方ができるようになった。

こういう調べ方ができるようになると、スロットにはどういう種類のものがあるのか、会社ごとにどういう特色があるのかってことがだんだんとわかってきて「数が多すぎる!」と思ってたスロットに、ある一定の傾向やルールや会社ごとの特徴が見えてきて、自分がどのスロットを打つべきかが、自分の基準で判断できるようになる。

オンラインカジノで遊べるスロットはデモで無料体験できる

あと、オンラインカジノで遊ぶことができるスロットのほとんどは「デモプレイ」で無料で遊ぶことができるから、ベットをするまえに「無料体験」ができるということがわかった。

オンラインカジノの無料版もそうだし、デモプレイ専用のサイトなんかもあるから、基本的には、オンラインカジノのスロットっていうのは無料で勉強ができる。

これによって「オンラインカジノのスロットは数が多すぎて、どれで遊んだらいいかわからない」という問題はほぼ解決されることになった。

オンラインカジノのスロットは、日本のパチンコ・パチスロに似ているシステムのものから、「オンラインカジノのスロットオリジナル」としか言いようがない日本人離れした独自のシステムを採用しているものと、かなり種類の幅があるんだけど、無料のデモで遊べば、これらのジャンルの仕分けは効率的にクリアにできるようになる。

ひとつのゲームプロバイダー会社には、その「プロバイダー会社のクセ」ともいえるものがあって、その会社の代表的なスロットを打てば、その会社が提供するスロットの全体的な傾向を類推することが可能で、打つべきスロットを厳選しやすくなる。

オンラインカジノのライブカジノでは、こういう「デモプレイ」ができないから、スロットのほうが「事前情報」を多く抱えた状態で戦えるアドバンテージがあるのは間違いない。

勝ちやすいスロットかどうかだけは誰にも判断できない

これがわかって、可能な限りスロットの研究をして、様々なゲームプロバイダー会社のスロットをデモプレイしてみてわかったことは「勝ちやすいスロットがあるのかどうか」だけは、デモプレイではまったく判断できないという、身も蓋もない、当たり前の現実だった。

オンラインカジノのスロットには「RTP」という還元率をしめした数値があって、デモプレイでは、そのスロットの基本的な数値が知れる。

だから、それらの「RTP」を比較検討して総括して「勝てそうなスロット」をリストアップすることだけは一応できるんだけど、それはあくまで「勝てそうなスロット」でしかなくて「勝ちやすいスロット」という確定にはいたらない。

「勝てそうなスロット」が実際にリアルマネーを投入して打ってみたら「勝てないスロット」だった、なんてことは、オンラインカジノのスロットに限った話じゃなくて、パチンコ・パチスロでも当たり前の話だ。

俺たちギャンブラーはそれを知りつつ「藁にもすがる思い」でそういう数値を信じるか、信じないか、の二択しかない。それを、今回のオンラインカジノのスロットの探求は改めて知らしめてくれたという感じだ。

ラスベガスでジャックポットをあてた日本人も「絶対に勝つ!」なんて気持ちじゃなくて、待ち時間にちょっと打った瞬間がジャックポットだった。

結局「勝ちやすいスロット」を探すよりも、欲望が極力薄まった状態でなんとなく打って当たったり勝ったりするしかない。たぶん、オンラインカジノのスロットもそういう風に「勝率」が決まってるんだろうなって思った。

だから、欲望にまみれてオンラインカジノについて調べまくった自分は「当分は勝てない」だろうから、欲望が薄れたころからなんとなく気が向いたときに、そのとき目についたオンラインカジノのスロットを適当にまわしてみようかなって感じだよ。